一年間ありがとうございました。

今年1月に浅川町地域おこし協力隊に着任してから12月まで、本当にありがとうございました。この1年は、すべてこの磐城浅川駅を中心に動いてきました。今年90周年を迎える水郡線と浅川駅前の活性化につながればと思いいろいろと行ってきましたが、それらを振り返りたいと思います。

記念すべき第一号の協力隊新聞です。自分のホームページが4月1日に公開することが出来たので、協力隊の活動を紙ベースで記録したいと思い作りました。この時は、浅川駅広場で本当にマーケットができるのか、自分自身でも半信半疑でした。イメージとしては、通りから駅舎を見たとき、駅舎横正面に花屋さんが見えているというものでした。

なかなか理想的な花屋さんは見つからないかなと思っていたのですが、知人から三春町のブリトマートの中にある「スプラウト」さんを紹介してもらうことが出来、浅川駅前マーケットの中心となる理想的な花屋さんが決まりました。

それから、塙町の地域おこし協力隊と古殿町の地域おこし協力隊の協力を得、鮫川村の商工会の協力で「手まめ館」の出店も決まり、徐々に形が出来てきました。そして、石川町の須藤さんから「工房すどう」の出店と、福島市のシンガーソングライター「七宮史浩」の紹介を受けました。

予算がほぼ0円で始めたイベントなので出演料が払えないという事をお伝えしたところ、ノーギャラでの出演でOKで、さらに音響設備もご用意いただけるという事で、ありがたくご出演いただくことになりました。

それから、肝心の浅川町の方々から、多肉植物の方・編み物の方・ハンドメイドクラフトの方・商工会女性部、最後に「あさマルシェ」の移動販売車が参加が決まりました。三春町・古殿町・塙町・石川町・福島市・そして浅川町の、13のブースと一人の歌い手のイベントになりました。

1月に着任以来、いろいろと調べ実際に歩き準備をし、ようやく6月8日の土曜日に初イベントが開催できました。『家族で謎解きウォーキング』という、謎を解きながら家族で街歩きをするというイベントでした。受付役に私の同級生2名・町役場企画商工課5名・教育課か2名と私の合計10名体制で行いました。

お子様・家族の方合計50名という大勢の方に参加して頂きました。いつもは人通りの無い街中を、お子さんと家族が歩いている姿を見て、「いいですねぇ」と住民の方に言われ事が、大変うれしかったのをおぼえています。

7月14日(日曜日)浅川駅広場を使って初めてマーケットを開催しました。このイベントは、主催者側がテント・テーブル・イスを用意するという事になっているので、早朝から、町役場企画商工課の課長と課員2名、私の同級生4名と私の合計8名でテントを張り、テーブル・イスを運搬し会場を設営しました。

13の出店者の方達と、山白石地区の須藤さんたちによる地雷火太鼓のパフォーマンス、福島市から七宮史浩さんのライブミュージックという感じでした。参加者の皆さんと来場された皆さんがとても協力的で、楽しく過ごし無事終了することが出来ました。

JR東日本さんや消防署とのやりとりなど、初めてのことばかりで大変でしたけど、いろいろと勉強になりました。

協力隊新聞で予告はしていたのですが、吉田富三記念館「記念館祭り」が8月3日に無事開催されました。私は浅川町地域おこし協力隊として、水ヨーヨーと金魚すくいをサポートさせて頂きました。

『駅前マーケット』記事がダブってしまいましたが、これは「広報あさかわ」に載せてもらうために再編集したものです。8月15日に浅川小学校で行われた盆踊り会場に、浅川町商工会の皆さんと一緒に夜店を出しました。昨年、小学校校庭で行われた盆踊りを見て感じたことは、全体的に暗すぎるという事でした。

そこで、役場教育課にお願いして盆踊り会場である小学校校庭に夜店を出させてもらうことになりました。5つのテントで、かき氷・ラムネ・ジュース・枝豆・焼きそば・フランクフルト・おもちゃ・水ヨーヨー・金魚すくいの出店です。子供たちが大勢来てくれました。

最初に行おうと思っていたイベントが、『健康フットパス』でした。着任してから3か月くらい、実際に浅川町を歩き回り、文化遺産を訪ねてフットパスマップを作り、ホームページに載せて、4月終わりから5月にかけて開催しようと考えたのですが、ちょうどその時期は田植えの時期と重なっていて行うことが難しい状況でした。

そこで、最初は長い距離を歩く『健康フットパス』をやらずに、歩く距離が短い街歩き『家族で謎解きウォーキング』を開催することにしました。そして秋になり、10月15日のスポーツの日に、浅川町のイベントが何もないのがわかり、ここで開催する事にしました。

まず、福島県が取り組んでいる「チャレンジ福島県民運動」に登録し、そのサイトで告知をしてもらいました。参加者は、本宮市2名、西郷村2名、浅川町17名の計21名でした。

翌週の10月20日日曜日に、『浅川駅前マーケット2』を開催いたしました。今回は第1回目より少し大きくなり、21のブースとトラックステージ1台の参加になりました。今回も、企画商工課の課長と課員2名、役場の別部署から4名、そして私と私の同級生4人でテントを張りテーブル・イスを運びました。

『浅川駅前マーケット2』では、初めてキッチンカーが二台参加しました。そのうちの一台は、「ピザーラ」さんの地産地消プロジェクト応募したもので、浅川産ブロッコリーとトマトのピザを販売してもらいました。もう1台は、商工会のキッチンカーで、「麓山高原豚バーガー」を販売してもらいました。

当日はすごく風が強く、半分以上のテントを張ることが出来ず、出店者の方にお願いして車を横付けにして風よけにしてもらいながらの開催でした。最終的には第一回目より来場者数は増え、1500人以上の方に楽しんでもらいました。

その翌週10月27日日曜日、『水郡線で大人の遠足』を参加者18名で行いました。矢祭町の「矢澤酒造店」までの町外学習で、矢澤酒造店さんの新しいカフェで美味しい日本酒と和食のお弁当をいただいてきました。これで、10月の三週連続したイベントが終了になりました。

12月7日土曜日、玉川村で開催された『地域おこし協力隊フェスティバル』に参加してきました。

隣のブースは石川町協力隊竹原さんで、木片を使ったファッション雑貨のワークショップを行っていて、私の方は、「浅川の優味米」と「魔除け花火」「あさまる人形」を販売しました。

そしていよいよ本年最後のイベント『浅川駅前クリスマスマーケット&イルミネーション』を12月15日日曜日お昼12時から開催しました。このイベントは、12時から16時まではマーケットで16時から18時まではイルミネーション点灯という、二つのイベントの組み合わせで、これを組み立てるには、結構な時間と労力が必要でした。

特にイルミネーションは、町の助成の足りない部分を、浅川町経営者協会の会員様からの寄付と、浅川駅前の方々の寄付をお願いして点灯することが出来ました。また、磐城浅川駅舎とフェンスを使用するために、JR東日本水郡線統括センター様との許可申請のやり取りがありましたが、それも何とかクリアすることが出来ました。

イルミネーションを駅周辺に飾る構想は、今年の夏前から始まっていて、自宅を毎年イルミネーションで飾っていた私の同級生「コムロ電設」の小室君と二人でよく話し合っていました。最終的には、浅川町の為になるならという事で小室君が協力してくれて、電飾の発注・設置は「コムロ電設」さんが行い、資金集めは私がするという事で進んで行きました。

イルミネーションの設置は12月9日の月曜から始まったのですが、まずは銀杏の木の剪定することから始まり、それが終わってから実際の設置が始まりました。「コムロ電設」さんが持っている15メートルの高さまで届く高所作業車で、銀杏の木・駅トイレ・駅舎に次々と設置し、最後にフェンスにチューブライトを取り付けていきました。

木曜日には試験点灯を行い完璧に仕上がったのですが、13日金曜日にJR東日本水郡線統括センターから直しの電話が入り、14日土曜日の朝にチューブライトを引き直し、完了となりました。

前半戦の『浅川駅前クリスマスマーケット』は、前回、前々回よりもさらに大きくなって、3つの市と、6つの町と、2つの村からの参加で、21のブースと5台のキッチンカー、トラックライブステージというものでした。

後半戦は『浅川駅前イルミネーション』で、16時半過ぎに、大勢の町の方々が見守る中、江田浅川町町長が点灯式を行い、イルミネーションに灯りがともりました。このイルミネーションは16時半過ぎから23時位まで、来年1月31日まで毎晩点灯されます。

今年一年ありがとうございました!来年もよろしくお願いいたします‼

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