鮫川村に行ってきました

4月18日鮫川村商工会の星事務局長を訪ねて来ました。村役場と商工会が鮫川の美しい渓流の側に並んでいます。

そこで7月に浅川町の駅前で開催予定のイベントへのご協力をお願いしてきました。

鮫川村は、阿武隈高原南部の高地にあたり、村の大部分が標高400mから650mの間に位置していて、浅川から車で向かっていくとずっと登っていく感じです。

私が中学生の頃、越境して浅川の中学校で学ぶ鮫川村の同級生が、結構いたような気がします。

鮫川村商工会を目指して勿来浅川線を走って赤坂西野に入ると、道路わきにもみ殻の大きな山が見え、そのそばに諏訪神社があります。

ここの狛犬は左右ともに穏やかな顔をしています。右に置かれている阿像の左足の下には、きっと大きな球があったのではと思う空間があります。

諏訪神社から少し走り案内板が出ている横道に入っていくと、同じ赤坂西野に熊野神社があります。天才石工小松寅吉の❝飛翔獅子❞がある神社です。

正面から見ると大きな木と石造りの鳥居に隠れて狛犬は見えません。階段を上がり鳥居をくぐると、こちらを睨む左右の狛犬が現れます。旧東村の❝飛翔獅子❞よりも一回り半くらい小さい感じがする狛犬です。

ですが、その迫力と技巧の凄さは素晴らしいの一言です。木漏れ日の指すなか、石段をゆっくり登ります。途中振り返ると、狛犬の存在感のある後ろ姿が見えます。

社殿に到着です。「ほんとに静かで綺麗なとこだなぁ」。ここまで維持してこられた村と氏子の皆様に感謝をしながら、鈴を鳴らしてお参りをしました。

鮫川村商工会に到着なのですが、約束の時間まで余裕があったので、農産物加工直売所「手まめ館」へ寄りました。「まめで達者な村づくり」を目的とした、特産品の開発、農家支援の拠点施設です。

村役場・商工会から館山公園を挟んですぐの場所にあります。揚げたての大きいコロッケをベンチで食べ、ちょうどこの施設で焼きあがった“切り株食パン”と阿久津さんの作った“のり餅”をお土産に買いました。

その後商工会に向い、事務局長の星さんとお話をさせていただき、経営指導員の古内さんに挨拶をして、浅川町へ帰りました。

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