浅川七福神に込めた想い

きっかけは、ひとりの町の仲間から

浅川町で長年ものづくりを続けてきた「株式会社アクティブエンジニア」の大野社長。実は仕事の傍ら、趣味として〝チェーンソーアート〟に情熱を注いでいます。

木に命を吹き込み、『笑顔を生み出すその芸術を通して浅川の町に元気と笑顔を届けたい』そんな想いからこの企画は始まりました。

なぜ「七福神」?

七福神は、昔から「福を呼ぶ神様」として親しまれてきました。大黒様の豊かな笑顔、恵比寿様の鯛と釣り竿、弁天様の美しい調べ…。

それぞれが〝幸福〟の形を象徴し、人々に希望を与えてくれます。浅川町にも、支えあい・笑いあい・助け合う文化があります。

七福神の「多様な幸せのかたち」は、この町の人々の姿そのもの。

だからこそ、浅川の地にふさわしいテーマとして選ばれました。

なぜ「チェーンソーアート」?

七福神を〝木〟で表現する事にも意味があります。木はこの土地の自然の恵みであり、古くから生活と共にあった素材。

その木をチェーンソーで削り出すことで、自然の力強さと人の温もりがひとつになります。

また、制作にあたっては、大野社長が所属する古殿町の「チェーンソーアートクラブ」の仲間たちが力を貸してくれました。

町を超えた友情と絆が形になった作品でもあります。

なぜ「浅川町」?

浅川町は、自然と人が調和する小さな町です。春は花が咲き、夏には夜空を彩る花火があがり、秋には実り、冬は静かな安らぎに包まれます。

浅川の花火は、町の人々が力を合わせて打ち上げる〝願いの花〟。その美しい光は、見る人の心に幸せを灯します。

そんな「花火の里・浅川」に七福神の笑顔が加わることで、町全体を一年を通して〝福と笑顔のめぐる場所〟になります。

木のぬくもりと想いが宿る七福神が、浅川の風景と共に、訪れる人の心にあたたかな光を届けてくれることでしょう。

願いを込めて

このチェーンソーアート七福神は、浅川町の新しい名物であると同時に、「人と人」「町と自然」「過去と未来」をつなぐ象徴です。

【花火が夜空を照らすように、七福神の笑顔が人々の心にあたたかな光を灯してくれる】

そんな願いを込めています。